AIを使うと、下書き、作業用コピー、メモ、画像、出力結果がすぐに増えます。
僕のローカル環境でも、2026年7月には、成果物フォルダの直下だけで約519ファイル、2階層まで見ると約1,054ファイル、フォルダは約30個ありました。
仕組み一覧、再開メモ、ナビ案、候補メモ。ファイルは残っていても、どれが正本で、どこから再開すればよいのか、頭だけでは追いにくくなっていました。
これは、AIが悪いという話ではありません。
そこで、いきなり移動や削除をするのではなく、先に小さな地図を1枚置きました。
片付ける前に、正本配置の地図を置いた
最初に作ったのは、ファイルの役割と置き場所をまとめたメモです。
最初に読むファイル。正本。作業用コピー。素材。成果物。触らない場所。公開してよい範囲。
これらがどこにあるかを、1枚にまとめました。
その時点では、ファイルを移動していません。削除も名前変更もしていません。
正本と素材と証拠を混ぜる危険があったので、片付けるより先に、今の配置を見えるようにしました。
地図があると、AIへの説明を短くできた
地図を置く前は、Codexへ作業を頼むたびに、正本はどれか、触ってよい場所はどこか、何を公開してよいかを長く説明していました。
地図を置いた後は、次のように短く頼めるようになりました。
ローカル正本配置メモを読んでください。 今回は作業用コピーだけ触ってください。
地図を作っても、散らかったファイルが自動で片付くわけではありません。
それでも、最初に見る場所と触らない場所が分かるだけで、作業前の説明と迷いを減らせました。
地図と今日の依頼を分けて渡す考え方を見る:ChatGPTのプロンプトとログは、分けて考える
読者向けには、必要な6項目へ薄める
実際の配置メモには、基準にするファイル(正本)、素材、成果物、公開してよい範囲など、作業を安全に再開するための項目が入っています。
ただ、毎日の小さな作業なら、そこまで細かく作る必要はありません。
たとえば記事作業なら、次のように残せます。
目的:noteの記事をWordPress向けに整える 元になるもの:note元記事.txt 作業中のもの:WordPress下書き-v2.txt できあがったもの:公開用本文.html 触らないもの:元記事、過去の公開版 次に開く場所:WordPress下書き-v2.txtの見出し確認
これは、当時の配置メモをそのまま写したものではありません。
「元はどこか」「今どこを触っているか」「次にどこへ戻るか」を、読者が小さく試せる形へ薄めた例です。
地図を新しい管理仕事にしない
地図は、きれいな管理表に育てるものではありません。
最初は1ファイルで十分です。Notionや表計算へ作り替えず、変わった場所だけ直します。
AIも、この地図を自動では読みません。作業を頼む時に、必要なら最初に読むよう伝えます。
地図にないファイルを、すぐ不要と判断しないことも大切です。役割が分かるまでは、勝手に移動や削除をしません。
地図を何枚も増やすと、今度はどの地図が正しいかを管理する仕事が増えます。
片付ける前の入口として、まず1枚だけ置きます。
今は入口と現在地へ引き継いでいる
現在は、最初に読む入口と、今の作業を示す現在地を分けています。
当時の正本配置メモも、現役の配置図として残しています。
形は少し変わっても、考え方は同じです。
ファイルが増えた時、最初から全部を片付けない。
どこから始め、何を触らず、次にどこへ戻るかだけ見えるようにする。
小さな地図は、片付けを完成させるためではなく、散らかったままでも安全に作業を再開するための入口です。
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