ChatGPTのプロンプトとログは、分けて考える

ChatGPTで相談を続けていると、会話がどんどん長くなることがあります。

最初は、ちょっと質問するだけだったはずなのに、途中で別の案が出てきたり、やらないことを決めたり、次回に回す話が増えたりする。

そのまま翌日に続きをやろうとすると、

  • どこまで決まったのか
  • 何をまだ決めていないのか
  • 今日は何をやるのか
  • もうやらないことは何だったのか

が分からなくなることがあります。

こういう時は、会話ログを全部そのまま次の指示文にするより、プロンプトとログを分けて考えた方が再開しやすくなります。

プロンプトとログは役割が違う

この記事では、難しい意味ではなく、日常的な使い分けとして考えます。

プロンプトは、今AIに何をしてほしいかを伝える指示文です。

たとえば、

「この記事を読者向けに短くしてください」

「このメモから、次にやることを3つに分けてください」

「この下書きに、公開してはいけない情報が混ざっていないか確認してください」

のようなものです。

一方で、ログは記録です。

何を話したか。
何が決まったか。
どこまで進んだか。
何をやらないことにしたか。
次にどこを見るのか。

こういう、後で戻るための記録です。

プロンプトは「今、AIに頼むこと」。
ログは「後で見返すための記録」。

この2つを混ぜすぎると、次にAIへ何を頼んでいるのかが分かりにくくなります。

会話ログをそのまま次の指示にしない

ChatGPTの会話ログは便利です。

前に何を話したかが残っているので、あとで見返すことができます。

ただし、長い会話ログをそのまま次回のプロンプトとして使うと、少し困ることがあります。

たとえば、古い指示が混ざります。

昨日は「候補をたくさん出して」と頼んでいたのに、今日は「1本だけ選びたい」かもしれません。

前回は「まだ公開しない」と決めていたのに、今日もその情報が混ざったままになっているかもしれません。

あるいは、途中で一度捨てた案が、次の会話でまた復活してしまうこともあります。

会話ログは、全部が悪いわけではありません。

ただ、ログ全部をそのまま新しい指示にすると、今の目的と過去の話が混ざりやすくなります。

再開に必要な情報だけ短く抜き出す

次回へ引き継ぐ時は、会話ログを丸ごと貼るより、再開に必要な部分だけ抜き出す方が軽くなります。

全部を覚えようとしなくて大丈夫です。

見れば分かる形にしておけば十分です。

たとえば、長い会話の最後に、次回用として次のようなメモだけ残します。

そのまま使える小さな型

今回の対象:

ここまで進んだこと:

今回やること:

今回はやらないこと:

次に確認すること:

このくらいで十分です。

もう少し具体的に書くなら、こんな感じです。

今回の対象:
WordPress記事の下書き

ここまで進んだこと:
タイトルと本文の方向性は決まった。まだ入稿はしていない。

今回やること:
本文を読者向けに整えて、下書きとして保存する。

今回はやらないこと:
公開、画像作成、別記事の作成、カテゴリー再設計。

次に確認すること:
本文に作業メモや非公開情報が混ざっていないか。

このメモがあれば、次回は会話ログ全部を読み返さなくても、今どこから始めればよいか分かりやすくなります。

ログは残す。プロンプトは作り直す

大事なのは、ログを捨てることではありません。

ログは残しておいた方がいいです。

あとから、

  • なぜその判断をしたのか
  • どこで止めたのか
  • 何をやらないことにしたのか

を確認できるからです。

ただし、次にAIへ頼む時は、ログ全部をそのまま投げるのではなく、今必要な部分だけを抜き出して、新しいプロンプトにします。

ログは記録。
プロンプトは依頼。

このくらいに分けておくと、AIとの作業が少し軽くなります。

最後に人間が現在地を確認する

もちろん、この型を使えば必ずうまく引き継げる、という話ではありません。

長い作業では、抜けることもあります。

AIが前回の流れをうまく読み違えることもあります。

だから最後に、人間が短く確認します。

今回の対象は合っているか。
今回やることは広がりすぎていないか。
今回はやらないことが残っているか。
次に確認する場所が分かるか。

ここだけ見れば十分です。

ChatGPTとの会話が長くなってきたら、会話ログをそのまま次の指示にしない。

まず、再開に必要な部分だけ抜き出す。

プロンプトとログを分けて考えるだけで、翌日の自分も、AIも、少し戻りやすくなります。

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