2026年9月12日、僕はAIをかなり並行して動かした。
伊豆のサイトを直す仕事と、別のプロジェクト。それに動画編集も進め、ショート動画は3本作った。別のプロジェクトには、調査をする担当も2つ置いた。
できる仕事は増えた。でも、その日の記録で僕が欲しがっていたのは、もっと大きな仕組みではなく、中古の小さいiPhoneだった。
スマホを持ち、ChatGPTを開き、音声で話す。その入力まで面倒になっていた。AIが作業できることと、僕が楽になることは、同じではなかった。
ショートは3本できた。その横で、誰の結果かを確かめていた
その日は、サイトの改善、外部の調査、ローカルファイルの確認、動画編集を同時に進めていた。別のプロジェクトでも調査を走らせ、僕はGPTと音声で話しながら、それぞれの仕事を動かしていた。
並行して動くと、少し混ざる場面もあった。
「こっちの話だったっけ」
「これは誰の結果だっけ」
「どこまで承認したっけ」
仕事をする担当が増えれば、結果も増える。承認も、変更した箇所も増える。何ができたのかを見るだけでなく、どの仕事の結果なのかを確かめる必要も出てきた。
一方で、AIが人間の判断が必要なところで僕に返してくることもあった。僕が「次は何だっけ」「これ終わった?」と追いかけるだけの関係ではなくなっていた。
そこには便利さがある。ただ、僕へ返る判断が増えたことまで、作業が全部減ったことにはできない。
欲しくなったのは、AIへ話すためだけの小さいiPhoneだった
その日に手間だと感じたのが、仕事を頼むたびにスマホを出すことだった。
スマホを持つ。ChatGPTを開く。Liveを起動する。話す。また置く。AIが裏で作業をしていても、僕はその入口を何度も使う。
そこで考えたのが、中古の小さいiPhoneを家に置き、AIと話すためだけの端末にする案だった。電話やSNSを見るためではなく、思いついた仕事を話して渡すために使う。
ここで書けるのは、当時そういう案が欲しくなった、というところまでだ。買った端末で問題が解決したという体験ではない。
それでも、何が面倒なのかは具体的になった。AIにもっと作業をさせることより、僕が仕事を渡す入口の方が気になっていた。
動く物ができても、僕が使いたいとは限らなかった
別の日、9月7日の記録にも似た迷いがある。AIへ頼んでいろいろ作っていたら、形になった物は増えた。でも、できた物を見て「これ、誰が使うんだろう」「僕はこれを育てたいんだっけ」と思うことがあった。
全部の出来が悪かったわけではない。僕一人では作れなかった物もある。ただ、動く物ができることと、自分が欲しかった物ができることは、別だった。
何のために作ったのか。なぜ、その動かし方なのか。実際に何が楽になったのか。そこを自分でも説明できるようにしたいと書いていた。
9月12日の並行作業と、9月7日の迷いは別の記録だ。どちらも、作れた数だけを見ていると、僕が使うところや判断するところを見落としてしまう話だった。
次に頼む前に、増える仕事も一緒に見る
「それで楽になるの?」と聞くなら、僕は何が減るのかまで考えたい。
たとえば記事の下書きを頼めば、ゼロから書く手間は減るかもしれない。でも、題名の候補が何本も戻れば、選ぶ仕事は残る。担当を増やしても、誰の結果かを毎回確かめるなら、そこも僕の仕事になる。
これは頼んだ方がよい仕事と、頼まない方がよい仕事を、一律に決めるための話ではない。次の依頼を出す前に、まず短く書いてみるための例だ。
頼みたいこと:
それで減る僕の手間:
増えそうな確認:
最後に僕が決めること:
すでに答えが決まっていて保存すればよいだけなら、別案を頼む必要はないかもしれない。候補が欲しい時でも、たくさん出してもらえばよいとは限らない。
公開するかどうか、削除や上書きをしてよいか。そういう判断を僕に残すことと、それ以外の受け渡しまで全部僕が引き受けることは、分けて考えたい。
任せる範囲や、止まってほしい場所の書き方は、「やらないこと」を先に書く頼み方にもまとめている。
作れた数とは別に、僕の一手が軽くなったかを見たい
ショート動画を3本作ったことも、調査を2つ並行させたことも、その日に進んだ仕事だ。
ただ、それとは別に、僕が何を読んで、何を承認して、どう次の仕事を渡していたかも見ておきたい。そこが残ったままなら、担当や機能を増やすだけでは、僕の手間は減らないかもしれない。
全部をAIに決めてもらうためではなく、自分が使いたい物を作り、最後の判断へ戻りやすくするために頼む。僕が「それで楽になるの?」に込めたいのは、そのくらい具体的な問いだ。
仕事の重さに合わせて担当を分ける話は、AIに全部任せる話ではなかったに続く。
当時の記録:2026年9月12日・入力用に小さいiPhoneが欲しくなった日/2026年9月7日・できた物をどう使うのか考えた日。


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