AIワーカーを増やしたら、今度は進捗確認が気になり始めました。
文章を書く担当、サイトを見る担当、予定を確認する担当。役割を分けると、それぞれの仕事は頼みやすくなります。
その一方で、「今、どこまで進んでいるんだろう」と思う場面も増えました。
最初は、全員に日報を書いてもらえばいいのかなと考えました。
今日やったこと。終わったこと。困っていること。そういうものを毎日集めれば、全体が見える気がしたからです。
でも、そこで一度、流れを頭の中で並べてみました。
AIが働く。
AIが日報を書く。
自分が読む。
これ、楽をするためにAIを増やしたのに、AIを管理するための管理仕事を増やしているだけじゃないか。
そう思って、全員に日報を書かせる案はやめました。
普通に終わった仕事は、見ない
今、試そうとしているのは、仕事の始め方ではなく、終わり方だけをそろえるやり方です。
始め方や仕事の進め方は、担当ごとに違っていい。
文章を書く仕事と、予定を確認する仕事と、サイトを読む仕事は、そもそも始め方が違います。そこまで同じ形にしようとすると、かえってややこしくなりそうです。
だから、そろえるのは終わり方だけにします。
普通に終わった仕事は、その担当の中で終わる。
たとえば記事の本文ができた。予定の重なりを確認できた。投稿文の下書きができた。
そういう仕事まで、毎回「終わりました」と報告してもらわない。
見たいのは、AIがどれだけ動いたかではありません。
自分が決めることがあるか。自分の手が必要になったか。
そこだけです。
人間の番になった時だけ出てきてもらう
AIの仕事が終わっても、最後に自分がやることは残ります。
記事なら、公開するかを決める。SNSなら、実際に投稿する。提案なら、採用するかを決める。
それは、AIの作業が失敗したということではありません。
AIの担当は終わっていて、次が人間の番になっただけです。
この時だけ、人間がやることを置く受信箱に出してもらう。
それ以外は、各担当のところで閉じる。
今のところは、そのくらいの軽さでいいのではと思っています。
読者が試すなら、まず仕事の終わりを次のように分ける案があります。実施済みの運用ではなく、依頼時に使う判断の例です。
| 仕事の状態 | 終わり方の例 |
|---|---|
| 頼んだ範囲が終わり、人の判断も不要 | 成果物を決めた場所へ保存し、担当内で閉じる |
| 公開・投稿・採否の判断が必要 | 成果物と、決めてほしいことを受信箱へ出す |
| 資料不足や権限不足で進めない | 止まった理由と、人に必要な対応を受信箱へ出す |
「何も書いてない」と「何もなかった」は違う
ただ、放っておけばいいわけでもありません。
今日、同じ「未更新」を、あるAIは問題なしのように読み、別のAIは状態不明のように読みました。
ここは少しだけ言葉を合わせた方がよさそうです。
何も書かれていないことは、何もなかった証拠ではない。
実際に見て、変化がなかった時だけ「変化なし」と言う。
この線だけは残しておかないと、「見なくていい」が、ただの見落としになってしまいます。
たとえば確認する仕事なら、「確認済み・変化なし」と「未確認」を分けます。確認できなかった場合は、理由も残す。「未更新」だけで終わらせず、何を見たかが分かる言葉にする提案です。
試すなら、担当を一つ選んで終わり方を決める
最初から全員に広げず、一つの仕事について「何ができたら完了か」「成果物をどこに置くか」「どんな時に人を呼ぶか」を依頼に添えるところから始められます。
受信箱への記入例は、「記事の下書きを保存しました。保存先はこちらです。公開するか決めてください」。作業の全履歴ではなく、判断対象と次にしてほしいことを渡す形です。
試した後は、成果物を開けるか、止まった仕事が埋もれていないか、判断に必要なものが受信箱にそろうかを確かめます。足りなければ、その終わり方だけを直します。
これで楽になるか、これから試す
まだ正式なルールにしたわけではありません。
本当に各担当が自分で仕事を閉じられるのか。人間の番になった時に、ちゃんと出してくれるのか。受信箱が、いつの間にか日報置き場にならないか。
分からないことは残っています。
それでも今は、全員の進捗を追うより、普通に終わった仕事を見なくて済む方を試してみたいです。
AIを管理するための管理仕事を増やさない。
とりあえず、この形で何回か回してみます。


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