AIと原因調査する時は「なんで?」を繰り返すだけで前に進む

【結論】

困っていたこと:
WordPress更新をAIに頼んでも、途中で止まることがあった。最初は「できない」で終わりそうになった。

試したこと:
止まったたびに「なんで?」と聞き、DNS、認証、ユーザー権限、管理画面入力、REST APIなどを順番に切り分けた。

結果:
一回で解決する魔法ではなかったが、止まった理由を少しずつ理解できるようになった。AIに作業を任せるだけでなく、AIと原因調査する形に変わった。

今どうなっているか:
WordPress管理画面で止まる作業は、REST API更新へ逃がす実験につながった。失敗も研究ログとして残す方針にしている。

この実験について

状態 実践済みの考察
テーマ AI作業、原因調査、WordPress、Codex運用
目的 AI作業が止まった時に、諦めず原因を切り分ける方法を残す

困っていたこと

CodexにWordPress更新を頼むと、うまく進む時もあれば、途中で止まる時もある。

管理画面は開ける。クリックもできる。なのに本文入力や貼り付けで止まる。ある時はログイン、ある時は権限、ある時は通信、ある時はブラウザ操作が怪しく見える。

最初は単純に「AIができなかった」で終わりそうになった。

最初にやったこと

止まった時に、すぐ別の方法へ飛ばず、まず聞いた。

なんで止まったの?

するとCodexは、原因候補を出し始めた。

  • DNSかもしれない
  • 認証かもしれない
  • WordPressの権限かもしれない
  • ブラウザの入力操作が止まっているのかもしれない
  • REST APIなら通るかもしれない

もちろん、最初の仮説が当たるとは限らない。むしろ外れることも多い。

分かったこと

大事だったのは、正解を一発で当てることではなかった。

違った原因を一つずつ消していくことだった。

DNSではなかった。ログインだけの問題でもなかった。管理画面のボタン操作はできるが、長文入力や貼り付けが弱い場面があった。REST APIなら安定する場面もあった。

こうして少しずつ、AI作業が止まる場所の地図ができていった。

AIを先生ではなく新人研究員として見る

この時、少し考え方が変わった。

AIを「何でも知っている先生」として見ると、間違えた時にがっかりする。

でも「一緒に原因調査する新人研究員」として見ると、失敗も作業の一部になる。

新人研究員が仮説を出す。自分が確認する。違ったら次の仮説へ進む。これなら前に進める。

使えそうな手順

  1. まず、何が起きたかを一文で書く
  2. AIに「原因候補を3つ出して」と頼む
  3. 一つずつ確認する
  4. 違った原因は消す
  5. 残った原因から次の手を決める
  6. 最後に「今回分かったこと」を残す

今回の学び

AIに作業を頼む時、止まること自体は避けられない。

でも、止まった場所を記録すれば次に使える。止まった理由を聞けば、少しずつ自分も分かるようになる。

つまり、AI作業の失敗は、ただの失敗ではなく、次の運用ルールの材料になる。

今後の改善案

  • 止まった作業は「現象・仮説・確認・結果」で残す
  • ブラウザ操作で止まる作業はREST API化を検討する
  • 同じ詰まりが3回出たら、記事候補または実験候補にする
  • AIに任せる前に、成功条件と失敗条件を短く決める

研究メモ

この記事は、AI活用の成功談ではなく、AIと一緒に原因調査する運用の記録である。目的はAIを賢く見せることではなく、人間が毎回一人で悩まなくて済む形を作ること。

更新履歴

2026-06-18 初版公開

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